ギター職人をめざす!

ギタークラフトマン~オリジナルギターを作って音楽を追究!~

楽器を作る基本とは創造することであり、それは誰にもできることです。 ギターほど世の中に普及している楽器はほかにないでしょう。また、音楽シーンの変化とともに多様化し、進化を続ける唯一の楽器、それが“ギター”です。ギタークラフトで楽器に対する理解を深め、本質を追求し、楽器・音楽業界で活躍するためにも技術や知識を身につけましょう。


ボディ材料:さまざまな種類の木材から想像する音が出やすいものを選ぶ。
周・ザグリ加工:ボディシェイブにより弾きやすさは大きく変わる。それぞれのパーツに適した大きさ・深さで加工する。
コンター加工:弾くときのフィット感を向上させ、ストレスを軽減させる。
荒削り:加工していくと反り・ねじれが起きてくる。それを最初に大まかに、いらない部分を削り、木材の狂いを出す。
ヘッド落とし込み:ペグがつく厚みにそろえる。
トラスロッドの仕込み(上)&指板接着(下):トラスロッドをネックに仕込み、指板を接着する。隙間なく接着するには細かい確認が大切になる。
グリップ加工:想像するグリップを作るためには、それを加工する道具を使いこなしている必要がある。
木工終了:全体の木工加工が終わったら、組み上げたときに不都合がないかを確認して塗装加工に入る。
塗装:しっかりとした塗膜を作るためには、何回も塗料を重ねていく。
塗料終了:最終的に塗装を終えると、まるで鏡のような状態になる。
フレットすり合わせ:すべてのフレットの高さのばらつきを取る。これは演奏や音に多大な影響が出る。
ペグ取り付け:パーツは機能的にきちんとした場所に、見た目も気持ちのよいところに取り付ける。
ネックジョイント:ボディとセンターラインを合わせ取り付ける。
ピックガード製作:パーツを取り付ける際は、ボディに開けたザグリときちんと合うように気をつける。
弦張り・調整:楽器としてのクオリティーを決める重要な作業。

完成した後も、ギターは日を追うごとに変化します。楽器の成長を、身をもって経験できることもクラフトマンの特権だ。

これができれば、君もギタークラフトマン!!

★ まずはギターの歴史・構造を学べ!

代表的モデルの年代別スペック、パーツの名称や構造、機能を学ぼう。大まかに分けると「ソリッドモデル」はボディが単板または薄い平板を接着したもので本体からでる音が小さいため、ピックアップ(マイク)を使って大きな音を出す仕組み。アコースティックモデルはボディ内部が空洞なので弦の振動で空気を振動させて音を出す。など、昔からの仕組みや現在のさまざまな仕組みを覚えることにより更に製作幅が広がる。

★★ 道具・刃物・機械加工を身につけろ!

かんな、ノミ、小刀などの調整、使用法を学び、機械類を正しく安全に使用する技術を身につける。基本的にボディは木工作業なので、さまざまな道具を使いこなせる方がより理想的なイメージに近づける。後は塗装技術や、ソリッドモデルの電機系製作なども加わるので、機械(道具)の技術を身につけよう。

★★★ 材料・電気・音響を覚えろ!

ギターの主要な材料である木材の構造や種類、木取りや反りなどの性質、特性やアンプ、エフェクターの仕組みなどを学ぶ。例えばアコースティック楽器は材料で音の響きが変わる。そして、その音を更に大きな音量や、音色にするためにマイクやアンプ、エフェクターを使用する。音の響きや電気系の仕組みも覚えよう。

ギタークラフトマンの活躍場所

【製造】

まず「工場」があげられます。規模はさまざまですが、仕事内容を細分化して大量生産することが特徴で、楽器店に並んでいるギターの多くはここで作られます。「工房」と呼ばれる小規模工場は手作業に頼る部分も多く、仕事として面白い部分も多い反面、人数の少ない分、個々の能力がより求められます。またそういった現場での経験を積んだ後に「個人製作家」として独立することも考えられます。

【販売】

全国にある「楽器販売店」がこれにあたります。ギター、ベースの構造、その機材について詳しく知っている人ほど、信頼されるアドバイザー、よい店員になることが可能。簡単な調整、リペアもできればなおのこと。とにかく楽器が好きで、新しいものにも、古いものにも興味を持つことが大切です。

【テクニシャン・ローディー】

プロミュージシャンのサポートが仕事。楽器本体をはじめ、周辺機材のメンテナンス、セッティングなどはレコーディングやコンサートツアーにともなって常に行います。仕事によってはギター以外(ドラムやキーボードなど)のサポート、機材の移動、搬入、搬出も含まれ、演奏以外のことすべてが仕事と言っても過言ではありません。

【リペア】

リペア(修理)とは上にあげたどの業種のなかにも含まれる仕事で、確実な技術と判断力が要求されまsす。

[撮影協力:ESPミュージカルアカデミー

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